海外移住のチャンスをどう増やす? アメリカのグリーンカード抽選に応募する

アメリカ国旗 海外移住の計画

30代になってから海外に移住したカメグミです。

海外移住のチャンスをなんとかして掴みたいという人の中には、

どうすればいい? なにからはじめよう?

と、気持ちばかり焦っている人もいるかと思います

住みたい国にワーキングホリデーで行ける人は、とてもラッキーです

でも、すでに年齢制限でワーホリを使えなかったり、移住を希望している国が日本とワーキングホリデーの協定を結んでいなかったりすると、とたんにハードルが上がります

もちろん、海外に住むには、海外で仕事を得たり、学校に入り直したりなど、無数の方法があります

いずれにしても、事前に調査が必要ですし、ひょっとすると働いて貯金をする時間が必要になるかもしれません

わたしがそんな状況だった時、アメリカのグリーンカード抽選プログラムに、毎回とりあえず応募していました

Electronic Diversity Visa Lottery

なんといっても無料で簡単に応募できますので、今後のことは当選してからじっくり考えればいいのです

結局ほかの方法でチャンスを掴んで移住しましたが(その話はまたいつか・・・)、抽選結果を待ちながら他の国への移住を計画して、準備を進めることができました

少しでも海外移住したい気持ちがあるなら、そしてアメリカでの生活に興味があるなら、最初の一歩としてオススメです

グリーンカードDV抽選プログラムとは

これは、正確にはDiversity Immigrant Visa Programという制度です

日本語では、グリーンカードDVとか、GC DVL(Green Card Diversity Visa Lottery)とか呼ばれています

Diversity Immigrant Visa Programは、1990年に署名された移民法によって1995年から始まった、アメリカの永住権を抽選で配布する制度です

アメリカ移民人口のダイバーシティ(多様性)を高めることを目的に、毎年平均50,000万人に、この制度でビザが発行されています

ダイバーシティを高めることが狙いなので、アメリカへ移民する人が多い国で生まれた人には、応募資格がありません

たとえば、アメリカと陸続きのカナダやメキシコで生まれた人たちは、アメリカの移民における人口割合が以前から高いので、このプログラムでは応募対象外です

日本からアメリカへ移民する人は少ないので、日本で生まれた人はこの抽選に応募できます

毎年10月ごろに募集があり、翌年5月に結果が発表されます。応募も結果発表も、オンラインでおこなわれます

アジア圏の国から応募した人の当選率は、この10年、0.2〜1%の間で推移しています

2018年のグリーンカードDV2020抽選プログラムは、10月3日正午から11月6日正午まで(東部標準時)が募集期間です

素晴らしい制度ですが、現在のアメリカの政策で、この制度は将来的に廃止されるだろうといわれています

いつ廃止されるかはわかりませんが、期間限定のチャンスになってしまうかもしれません

日本に生まれただけで、高卒以上なら誰でも無料で応募できる

この抽選プログラムには、日本に生まれ、高校卒業(以上)の学歴があれば、誰でも無料で応募できます

顔写真のアップロードが必要なので、お金がかかるとしたら、写真撮影の費用くらいでしょう

でも、白い壁などを背景に、デジカメやスマフォでご家族やお友達に撮ってもらえば、そのお金も節約できます

ただ、応募可能な写真のルールが細かいので、そこだけは注意してください

画像のタテ×ヨコサイズや、画像の何パーセントを顔が占めるようにしなさい、等の指定があります

くわしくは、応募方法の公式な説明をよく確認しましょう

「応募方法の公式な説明」とは? たとえば、2018年なら、「INSTRUCTIONS FOR THE 2020 DIVERSITY IMMIGRANT VISA PROGRAM (DV-2020)」というPDF形式のファイルが、応募サイトにリンクされています

この公式説明に、「ビザコンサルタントなどに依頼するのではなく、応募者が自力で応募することを強くすすめる」とも書いてあります

応募方法は質問フォームを埋めるだけで、とても簡単です。お金を払って業者に依頼する必要はありません

質問事項は英語で書かれていますが、わからなければGoogle翻訳を使えばよいですし、検索すれば日本語の解説サイトがいくつも見つかります

聞かれるのは、国籍、住所、家族関係などで、文章を書かなければいけないフォームはひとつもありません。10分で終わります

また、応募の時点では、政府発行の書類や証明書を求められることもありません

一般的に、外国の学生ビザや就労ビザを申請しようとすると、警察証明や就労証明などのさまざまな書類を集めて提出する必要があり、とても大変です

しかし、グリーンカード抽選では、応募の段階でそれらがまったく必要ありません

もしも抽選に当たったら、最終的には提出しなければいけませんが、応募時点では学歴や結婚状況なども自己申告制です

時間や手間がかかるリスクもなく、応募自体にデメリットはほぼありません

まあ、現在のアメリカ政権に個人情報を渡すこと自体が、すでにデメリットだ!と考える人も、いらっしゃるかもしれませんが・・・

アメリカ大好き! 気にしない!という人には、貴重なチャンスです

海外移住の計画が固まっていなくても、応募してOK

「そうはいっても、もし当選したら、その後どうしよう? アメリカで仕事が見つかるかな?」

そんなことは、当選してからじっくり考えましょう。悩む前に、まず応募です

ときどき「本気で移住する意思がない人は、当選確率が下がるから、応募しないでほしい」と言う人を見かけます。はっきり言って、気にしなくて大丈夫です

グリーンカードの抽選プログラムは、つまるところ、宝くじです

上のような人は、「僕は本気で宝くじを当てたいので、いい加減な気持ちの人は、くじを買わないでよね」と言っているだけです

アメリカはビザをとるのが難しいので、そう言いたくなるのだと思いますが、真に受けて応募をためらう必要はありません

海外移住の可能性を少しでも広げるために、使えるチャンスは使いましょう

宝くじは買わないと当たりません。しかも、この宝くじは無料です

ほかの国に移住希望でも、移住完了までは応募を続ける手もある

わたしの知り合いのご夫婦は、ニュージーランドで就職されて、数年前に永住権を取得されました

しかし、ニュージーランド永住権の取得がほぼ確実だった年も、それどころかすでに永住権を取った後も、アメリカのグリーンカード抽選に応募していたそうです

なぜなら、ニュージーランドの「国籍」をとるには、その時点でまだ数年の時間が必要だったからとのことでした

移住まわりのルールは、いつ、どのように変更されるか、事前にはわかりません

確実に取れるだろうと見こんでいた永住権や国籍が、ちょっとしたルールの変更でもらえなくなり、故国への帰国を余儀なくされることはよくありますし、それは誰にでも起こり得ます

そのため、このご夫婦は、何かの間違いで日本に戻らなくて済むように、リスクヘッジの一部として、グリーンカード抽選に応募を続けているとおっしゃっていました

すでにほかの国で学生ビザや就労ビザをとって、移民に向けて一歩を踏み出している場合でも、永住権または国籍を取得するまでは、グリーンカード抽選に応募し続けるのも、ひとつの作戦です

「やりすぎでしょ」「心配しすぎじゃない?」と思う人もいるかもしれません

でも、きわめて合理的で、もっともな行動だとわたしは思います

「永住権」と名前がついていますが、一般的な国の永住権には更新期限があります

つまり、永住権とは、「一度取ってしまえば、死ぬまでその国に滞在できる」というものではないんですね

永住権は、国籍ほど安定したステータスではありません(といっても、ニュージーランドの永住権は、無期限で、投票権もあり、かなり強いんですけれども)

不安定な状態にあるうちは、自分や家族の安全を守るために、使えるカードを増やすのが大切です

夫婦でそれぞれ応募すれば当選確率は2倍に

グリーンカード抽選プログラムは、個人単位での応募です

結婚している方が、お連れ合いと一緒に移住することを希望する場合は、その方の写真も添付して応募することになります

応募できるのは、1回の抽選につき個人で1回で、家族単位で1回ではありません

つまり、結婚している方は、あなたとパートナーがそれぞれ応募すれば、当選確率が2倍になります

  • あなたの応募では、家族としてお連れ合いの情報を記入します
  • お連れ合いの応募では、家族としてあなたの情報を記入します

少しでも当選確率を上げるために、ご家族で海外移住を考えている方は、それぞれ応募しておきましょう

前述のニュージーランド在住のご夫婦も、もちろん毎回、夫婦でそれぞれ応募されていたそうです

アメリカのグリーンカード抽選 まとめ

  • グリーンカード抽選は、無料で簡単に応募できる
  • 日本で生まれて、高卒以上の学歴があれば応募資格あり
  • 海外移住の計画が固まっていなくても、とりあえず応募
  • 他の国に移住した後も、念のために応募を続ける

海外移住作戦の最初の一歩として、または、移住した国で永住権や国籍が取れるまでの保険として、応募してみてはいかがでしょうか

応募サイトは、こちらです

Electronic Diversity Visa Lottery

お読みいただき、ありがとうございました